だいばーしてぃー

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谷口峻路です。自営業で主にドラマー・ドラム講師・リトミック講師・放課後等デイサービス指導員をしております。プログラミングを独学で習得し、コーディングの仕事を探しております。旅もしております。

名古屋|音楽を仕事にする方法について|個人の音楽教室が有利になる理由

参議院選が終わりましたね。

 

おそらく消費増税は免れられないでしょう。やれやれ。

 

 

暗いニュースにしか感じられないかもしれませんが、実は個人の音楽教室の場合だと有利になったりします。

 

今日はそんなお話を綴ります。

 

 

 

 

消費税納税義務が発生しない

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日本国のルールとして、年間の売り上げが1000万円超える企業(個人事業主を含む)は消費税納税義務が発生します。

 

 

つまり、消費税をレッスン料に含めなければなりません。

 

 

 

では、仮に月謝¥8,000分のレッスンがあったとしましょう。

 

この場合、年間売り上げ1000万円超えている教室(講師を雇われている教室ならだいたい超える)であれば、消費税が10%になれば¥8,800徴収しなければなりません。(経費や仕入れ値の消費税と相殺できるので、厳密にいうとこの額ではありませんが)

 

 

 

完全個人でレッスン行う場合、よっぽど生徒さん集まらない限り1000万は超えないと思うので、基本周りの教室が勝手に値上げしてくれることで個人が有利になると予測されます。

 

 

 

不況で払える賃金が減る

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価格競争が激化する昨今ですが、増税したらほぼ間違いなくデフレ化に拍車がかかると思います。

 

 

何故なら増税により使えるお金が減るのに所得は増えないからです。するとおそらく趣味に使える金額も減少します。

 

 

もし音楽レッスンの相場が月¥8,000になったらどうなるでしょうか?

 

 

大きな教室であれば、納税以外にも教室の維持費(家賃)・受付スタッフの人件費・交通費やらでさらに色々と掛かってくるので、経営的にかなりシンドイ金額になってくるでしょう。

 

 

その場合、しわ寄せを食らうのは講師なのではないかなぁ〜と個人的に予測してます。なぜなら受付スタッフより時給が高いからです。

 

というか、基本受付スタッフは最低賃金ギリギリなので下げようがありません。

 

 

 

 さて、個人の音楽教室の場合はどうなるでしょうか?

 

 

 

個人で行なっているので、当然スタッフ人件費はかかりません。

 

貸しスタジオで行うため、かかる経費としては

 

 

①スタジオ代(2回で¥1,600〜¥2,000)

 

②交通費(交通費は生徒数が増えるに応じて相対的に比率は減る)

 

 

以上です。

 

 

 

すると、ざっくり手元に¥6,000前後残る計算です。問題なく続けられそうですね。

 

 

さらに、住んでいる部屋で行う場合は元々掛かっている家賃で済むので実質利益率100%になります。とんでもない数字です。

 

 

 

現代は全て1人で経営を回せる

僕が八事と長久手で行なっているレッスンのサイトです。

 

www.soprano-music-school.com

 

Wix.comというホームページを作成するサービスを利用して作りました。

 

プログラミング言語の知識がなくても作れます。

 

 

お問い合わせフォームから自分のアドレス宛にメール送信されるシステムもつけれますし、基本1人で全てまかなえます。

 

 

 

無料版を使った場合、費用すらかからないという素晴らしいサービスです。

 

 

 

個人の時代と言われている昨今ですが、インターネットの普及により基本的な広告活動も含めて1人でまかなえる時代です。

 

 

ビッグな話ですが、事実トップYouTuberの推定年商は2桁億を突破しているそうで、中小企業は楽勝で抜いてます。

 

 

増税や不況により、賃金の低下に拍車がかかっていますが、個人であれば余計な人件費もかからないため、有利に働くと考えています。

 

 

 

以上、今回は個人の音楽教室が有利になる理由についての記事でした。

音楽を仕事にしたい方の参考になっていただければ幸いです。 

 

 

谷口 峻路

Twitter@8Tossy