だいばーしてぃー

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谷口峻路です。自営業で主にドラマー・ドラム講師・リトミック講師・放課後等デイサービス指導員をしております。プログラミングを独学で習得し、コーディングの仕事を探しております。旅もしております。

名古屋|音楽を仕事にする方法について|仕事は仕事を生み出せる人の所に流れやすいよね

音楽を仕事にしようとしている方々を普段観察していると、仕事が天から舞い降りてくるものだと考えている人が多すぎる気がしています。

 

 

僕も22歳から自営業で7年が経とうとしているので、経営者目線の意見になりますが仕事を依頼する人は当然ながら自分のメリットを考えます。

 

 

今回は仕事が欲しいなら自分である程度仕事を生み出せる状態にした方が特と言う話を論じていきたいと思います。

 

 

 

 

自分で仕事を作れる人は信用で有利になる

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仕事を提供する側からすると、仕事をこなした人(委託・雇われた人)の生産した価値が給料より大きくなると予測しない場合、基本的には仕事を振りません。

 

当たり前ですが、¥1,000分の価値を生む仕事を¥1,500で依頼した場合、依頼人は¥500の赤字を被ります。小学生でもわかりますね。

 

 

それが今後依頼側の事業拡大に関して投資に値するのであれば話は変わってきますが、拡大せず赤字が続けばそのプロジェクトはなくなるでしょう。

 

 

 

そして、できれば説明せずともある程度仕事の回せる能力のある人を求めます。

 

 

いちいち仕事のイロハを説明するのは、依頼者からするとコストになるからです。

 

 

すると、報酬金額よりも大きな価値を生んでくれる生産性を持っており、尚且つ説明せずとも仕事を回すことができる人材が求められます。

 

 

 

端的に言うと、仕事の信用が高い人が求められるでしょう。

 

 

すると、自ずと自分で仕事を生み出す能力のある人が『信用』で有利になる構図が浮かび上がります。

 

 

 

同業者から仕事を振られる例

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僕が過去にあった具体例を挙げてみましょう。

 

僕は過去に音楽スクールに講師として合計6校誘われた経験があります。

 

その内3校お世話になりました。(2校は倒産・現在は1校だけ業務委託で続いております)

 

 

残りの3校仕事を断った教室の理由は

 

 

①教室にがっつりマージン(報酬との差額・手数料)を持っていかれる

 

②スクール内に繋がって得する講師の方がいない

 

③自分の仕事で充分生計が成り立っている

 

 

この3つでした。

 

 

他の同業者に『誘われた教室数』を訪ねたことはありませんが、この経験から誘われやすい状況を作れば勝手に声はかかるなぁと思いました。

 

 

僕の場合は既に自分で教室を運営していたため、仕事のイロハを説明する必要もなかったわけですし、生徒さんに教える力もカリキュラムもあったため、仕事の依頼者としては好都合だったのでしょうね。

 

 

 

因みに一番大きな依頼は約60名の生徒様の講師枠案件でした。

 

 

恐縮ながらメールをいただいてすぐお断りしましたが、もし承諾していれば普通に生活できる収入が今の収入に上乗せで得られました。

 

 

時代に沿った営業方法が大事だよね

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 参考動画:堀江貴文のQ&A「時代にあったセルフプロモーションを!!」〜vol.738〜

 

 

仕事を生み出せる人に仕事が流れるバンドの例として僕がパッと浮かんだのが、GLAYさんの初期の活動方法です。

 

 

僕らの世代で音楽活動を行なっている人の中では知らない人はいないんじゃないかと思うくらい有名なバンドの方ですが、結成当初の集客はほとんどなかった模様です。

 

 

当時、バンド活動の場を広げて行くにあたって自らイベントを企画し、お客さんを増やしていったことを語っていらっしゃいます。

 

 

ここでも記事タイトル『仕事は仕事を生み出せる人の所に流れやすいよね』が発揮されていると思ったりします。

 

 

 これは僕が観察して感じたことにすぎませんが、イベントを企画できるバンドマンは、イベントを企画できるバンドマンと繋がりを求めると思います。(たまに犬猿の仲的なのもあるかもしれませんが)

 

 

一緒に企画することでさらにイベント規模を広げていけるし、成功・失敗談など企画した人のみ語れる情報を共有・交換が期待できるからです。

 

 

ネット社会になった現代でも行われる活動例ですが、記事タイトルの内容が伝わりやすい例かと思ったりします。

 

 

 

降ってくる仕事は単価が安いことが多めな件

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では、天から降ってくる仕事になると、どんなのが挙げられるでしょうか?

 

 

現代において続いてる文化なのかわかりませんが、お世話になってる講師・先輩から演奏業の仕事をいただくパターンがありますね。

 

 

いただいて『やったぜ!』ってなってる人がもしいたら申しあげにくいですが、その仕事は紹介してくれた講師・先輩がやるに値しない仕事であったことが前提の可能性は高いと思います。

 

 

なぜなら、その仕事を行うことによって本人が得をするなら、誰にも紹介しないからです。

 

 

IT業界で言う所の所謂「下請け」ですね。

 

 

一応稀なパターンとして、紹介してくださった講師・先輩の体調不良や、仕事を持ちすぎて回せなくなった等も考えられなくはないですが、

 

 

件数としてはごく少数な話だと思うので、あまり期待しすぎない方が良いんじゃないかなぁなんて思います。

 

 

以上、仕事を自ら生み出せる人の方が仕事を増やしやすい件についての記事でした。

音楽を仕事にしたい方の参考になっていただければ幸いです。 

 

 

谷口 峻路

Twitter@8Tossy