だいばーしてぃー

だいばーしてぃー

谷口峻路です。自営業で主にドラマー・ドラム講師・リトミック講師・放課後等デイサービス指導員をしております。プログラミングを独学で習得し、コーディングの仕事を探しております。旅もしております。

名古屋|音楽を仕事にする方法について|仕事は『お金』が集まる所か『人』が集まる所に生まれるよね

昨日の記事音楽の仕事で平均年収を超える方法を考えてみたの補足的内容になりますが

 

 

仕事はジャンル問わず基本的に『お金』が集まる所か『人』が集まる所に発生すると思います。

 

 

簡単に言うと、コンテンツに対し5万円払ってくれる金持ちのおっさん10人集められれば、50万円分の売り上げを出すことができます。すげ〜仕事になる。

 

 

逆に、コンテンツに対して1000円払ってくれるJKを10人集めた場合、1万円分の売り上げしか出せません。これでは仕事になり得ませんね。

 

 

しかし、たとえコンテンツに全くお金が払われなかったとしても、1万人の人々を集められればどうなるでしょうか?

 

 

そこには『広告』や他のイベントの『宣伝』と言う『お金の流れ』が生まれます。

 

大きなお祭り行くと、どこかしらにスポンサーの広告がどぉ〜〜〜んと貼ってあったりします。あれのことです。

 

 

 

ってことで本日は上記の事柄を音楽の仕事に置き換えて論じていきたいと思います。

 

 

1万円出すハードルは対象物によって変わる

f:id:toshiyuki0810:20190724101044j:plain

 

まずお金が集まる編

 

不思議なお話ですが、同じ1万円なのに対象によってハードルが変わります

 

 

 

音楽ではどんな風に変わるのでしょうか??

 

 

 

 

① ライブハウスに月1万円使う

 

② CDに月1万円使う

 

③ 楽器を買うために月1万円使う

 

④ 楽器のレッスンに月1万円使う

 

 

 

適当に4つ例を並べてみました。

 

 

 

ライブハウスに月1万円使う

小さい箱(ライブハウス)の場合チケットの相場はだいたい¥2,000前後だと思われます。

ドリンク込みで仮に1回につき¥2,500払うとしましょう。 

 

 

すると、月に1万円使う場合は毎週ライブハウスに行っていることになります。

正直行き過ぎだと思いますが、たまぁ〜にいます。

 

けどだいたいお金を持っていらっしゃる世代の方だと考えられます。

 

 

身の回りに何人いるか数えてもらうとわかるかと思いますが、正直普段ライブハウス行く人の中でもあまりいないと思います。

 

 

CDに月1万円使う

 中古CDショップに立ち寄ってはレアなCDを探して買う方はちょくちょく見かけます。

 

・・・が、月に1万円分CDを買う人は残念ながら僕の知り合いの中には1人もいません。

 

 

現代日本では、超アイドルオタクか転売屋くらいしかいないんじゃないかなぁと思ったり。

 

 

楽器を買うために月1万円使う

 毎月1万円分の楽器を買うのは少ないかもしれませんが、ローン組んで毎月1万円支払う人は普通にいらっしゃると思います。

 

 

さらに、バンドマン・ミュージシャンではなくとも、子どものために楽器を買うのは往往にしてあり得ます。パッと思いつくのはピアノ。

 

 

と言うことで『③楽器を買うために月1万円使う』のハードルは、①・②と比較してわりと低めと言うのが僕の考えです。

 

 

楽器のレッスンに月1万円使う

このハードルはダントツで一番低いと考えています。

 

 

理由は『楽器を習う』=『お金がかかるもの』と言う考え方が社会全体の常識になっているからです。

 

 

ピアノ・バイオリンなんかは特にそうですが、一般的に楽器を習うことに対して月1万円払っていると聞いても『うん、まぁそんくらいかかるよね』でまかり通ってしまいます。

 

 

あとは楽器を習うと言うよりも、『趣味に対して月1万円使っている』と言う認識の方が強い気がしています。

 

 

 

僕の教室にも、子どもや学生に限らず社会人になってから始められる生徒さんはたくさんいらっしゃいます。

 

 

 

社会人の方々の趣味というとフィットネス・ゴルフ・ツーリング・登山・水泳などなど色々と考えられますが、これらの趣味に対して『月1万円』使うことは、なんら違和感ありません。

 

 

さらに、お子様の場合楽器を習うというのは『未来への投資』と考える親御様もいらっしゃるので、お金が動きやすいのも事実です。

 

 

実際、楽器を演奏することで子どもの脳に良い影響を与えるという話もたくさん聞きます。

 

 

 

ってことで、③と④は『お金が集まる所=仕事が生まれやすい所』というのが僕の結論です。

 

 

 

無料でも人々が集まれば『価値』になる

f:id:toshiyuki0810:20190724140320j:plain

 

続きまして、人が集まる編

 

 

テレビ離れが続く昨今ではありますが、わかりやすいのでコイツで例えます。

 

 ケーブルテレビ・NHK以外のテレビ番組って基本ほぼタダで見れると思います。

 

 

でも、テレビ局に勤めている方々の平均月収ってわりと高かったりします。

なぜでしょうか?

 

 

単純にたくさんの人々が集まる(視聴する)からです。

 

 

 

たくさんの人が集まれば広告というビジネスが発生し、たくさんのお金が動きます。

 

 

結果、コンテンツを発信している側(テレビ局)にたくさんのお金が入るって仕組みですね。とっても単純。 

 

 

 

さて、スマホを使いコンテンツ発信が個人で可能になった現代ですが、ほぼ同じ考え方ができると思います。

 

 

結局、顧客がほぼ無料で楽しんだとしても、人々を集めることができればお金は動くって仕組みですね。

 

 

最近何度も解いているYouTubeSNS・ブログ関係は重要な仕事になりうると思います。

 

 

 

以上、仕事は『お金』が集まる所か『人』が集まる所に生まれる論でした。

音楽を仕事にしたい方の参考になっていただければ幸いです。

 

 

谷口 峻路

Twitter@8Tossy