Scratchでゲーム作り マッチングゲーム解説1
Scratchでゲーム作り マッチングゲーム解説1
放課後等デイサービスなどの療育で、指導員が出したイラストと同じものを選ぶ訓練があるので、それをゲーム化してみました。
~完成品はこんな感じです~
プレイする場合はこちらからどうぞ【スマホからだとできない可能性があります】
今回は、お題(四角内の果物)をランダムに出す方法を解説するよ!
スプライトとコスチュームを設定
まずは果物のスプライトを用意します。
選択したら図-1のように新しいコスチュームでバナナも追加しましょう。
図-1 クリックで拡大可
動画のゲームでは9種類でしたが、今回は簡単にするため2種類で説明していきます。
変数を設定し、コスチュームを変える
スクリプトに戻ったら、『データ』→『変数を作る』を選択し、変数を作成します。変数名は【果物】にします(名前はなんでも大丈夫です)
入力したらそのままの設定で『OK』をクリックします。
図-2 クリックで拡大可
続いて、スクリプト内にブロックを移動させ組み合わせていきます。
①『データ』→『果物を〇にする』と『演算』→『1から10までの乱数』を
スクリプト内に移動
②『1から10までの乱数』を『果物を〇にする』内に入れ込み合体
③『10』を『2』に変更
図-3 クリックで拡大可
『制御』→『もし~なら』
『演算』→『〇=〇』
『データ』→『果物』
『見た目』→『コスチュームをappleにする』をそれぞれスクリプト内に入れます。
移動させたら『果物』を『〇=〇』左部分に入れる。
そして、『もし~なら』の『~』部分に入れたら、図-4のように全て組み合わせます。
※画質の関係で『〇=〇』が『〇ー〇』に見えますが、『〇=〇』です!
画像をクリックすると見やすくなります。
図-4 クリックで拡大可
組み合わせたら、まったく同じ要領でもう一つ作ります(右クリックで複製でも可)
紫色の見た目ブロックは『コスチュームをbananasにする』に変更します。
そして、『果物=〇』の〇はそれぞれ『1』『2』とします。
図-5 クリックで拡大可
出来上がったら全て組み合わせましょう!
🏁をクリックして確認しよう
では実際にお題がランダムに変わるかを確かめてみたいと思います。
『イベント』→『🏁がクリックされたとき』をスクリプト内に入れて組み合わせます。
そして、左上にある『🏁』を繰り返し何度もクリックしてみましょう。
クリックするたび『変数果物』の値が1か2に変わり、1の時はリンゴ・2の時はバナナに変化すると思います。
図-6 クリックで拡大可
お題の種類を増やしてみよう
同じ要領で種類を増やしてみましょう。
バスケットボールと野球ボールを足して4種類にしてみました。
図-7 クリックで拡大可
スクリプトに戻ったら、『果物を1から2の乱数にする』を『果物を1から4の乱数にする』に変更しましょう。
そして、『果物=3』の時はバスケットボール・『果物=4』の時は野球ボールになるよう変更していきます。
図-8 クリックで拡大可
これで4種類までランダムに変わるようになりました!
ここまで出来たら、種類やコスチュームを増やして色々試してみよう!
今回はお題をランダムに出す方法の解説でした。
続きは後日更新していきたいと思います。
ご意見ご感想など頂けると幸いです。